仙台市交通局は、飲酒の上　自家用車を運転して物損事故を起こし現場から立ち去ったとして、地下鉄運転士（男性・28）を懲戒免職処分としたと発表した。

仙台市交通局によると、懲戒免職処分となったのは鉄道管理部運転課の浅野涼運転士(28）。

浅野運転士は、5月21日夜　飲酒した後自家用車を運転し帰宅途中、仙台市泉区内でガードレールに衝突する事故を起こしたが、警察への報告など必要な措置をとらず現場からそのまま立ち去ったという。

スマートフォンの衝撃感知機能で自動的に通報されたことで、消防と警察から男性に連絡があり、事態が判明したという。

聞き取りに対し「非常に重大なことを引き起こしてしまい、深く反省しています」と話しているという。

仙台市交通局は、信用を失墜させる行為として浅野運転士を6日付けで懲戒免職とし、交通局の職員全員に綱紀粛正を通知するなど再発防止に努めるとしている。