買い物など高齢者の移動をサポートしようと、宮城・栗原市では免許なしで乗れる電動モビリティの実証実験が行われた。

栗原中央病院で行われた実証実験には、栗原市の佐藤市長のほか病院の利用者などが参加した。

会場に準備されたのは、トヨタが手掛けた「C+walk S」。

運転免許やヘルメット装着の必要はなく、最高時速は歩くスピード並みの6キロ。
高齢者が買い物に出かけるときなどの利用が想定されていて、歩行者扱いとして歩道を走ることができる。

試乗した地元の人
「座り心地も良かったですし、スピードもあまり出てないですけどいい感じでした。(操作は)簡単で誰にでもできるんじゃないかな」

トヨタ自動車・CV統括部　濵﨑守主幹
「こういったものを使って、自分の力で行きたいところに行っていただく。自分らしい生活を楽しんでいただくことに寄与できればと考えております」

今回の実証実験は、12日（金曜日）まで行われ、利用者の感想などが製品の改善に活かされていくという。