「サポートカー限定免許」とは?実は一昨年から開始 宮城県内で初めての交付
宮城県内で初めて「サポートカーの限定免許」を交付されたのは気仙沼市の鈴木福雄さん(85)。
この限定免許は高齢ドライバーの事故を防ごうとおととし5月に導入されたもので、衝突被害軽減ブレーキなどの安全機能を備えたサポートカーのみ運転することができる。
鈴木さんは去年11月に事故を起こし今後の車の運転について警察に相談した際にサポートカーの限定免許を提案されたという。
鈴木福雄さん
「警告音がピピッと鳴れば危ないなということですぐ気付くようになりました。安全に運転するには良いのかなと思ってサポートカーにしました」
気仙沼警察署 伊東翔太 交通課長
「運転免許証の自主返納までの中間的な選択肢としての活躍が 期待されております」
サポートカーの限定免許は車を買い替える必要があるため普及が進まず去年9月末時点で全国で免許を取得した人は39人に留まっている。