<”県境”またぎ協力へ>宮城・福島の両県警が合同訓練 ”トクリュウ”による強盗等に備えて
県境をまたぐ強盗事件を想定し、宮城・福島の両県警が合同訓練を行った。
犯人役)金出せ、金出せ、いいからレジの中全部出せ早くしろ。警察に通報するなよ
訓練は、宮城・福島の両県警からおよそ30人が参加。
福島県新地町のコンビニエンスストアで、犯人が刃物で店員を脅し現金を奪って車で逃げたという想定で、行われた。
通報を受けた福島・相馬警察署の警察官が、店員から犯人や車の特徴を聞き取り、この情報を元に両県警の警察官がヘリやパトカーで県境を越えて逃げる犯人を追跡。
宮城・山元町で車を乗り捨た犯人を確保するまでの流れを、確認した。
亘理警察署・齋藤亮次長
「現在、匿名・流動型犯罪グループによる強盗等が発生しております。県境で発生したような場合、両県が連携しなければなりません」
宮城・福島の両県警は緊急時の連携を確認し、今後も合同の訓練を行い練度を高めるとしている。