【負債1000万円以上で「倒産」】宮城県内で1月は「10件」 春先に倒産件数「増加」の可能性
1月、宮城県内で1000万円以上の負債を抱え倒産した企業は「10件」で、前年の同じ月に比べ1件減少したものの、高い水準となっている。
民間の調査会社「東京商工リサーチ」によると、1月 宮城県内で1000万円以上の負債額を抱え倒産した企業は10件だった。
前年の1月より1件減少したものの、負債総額は23億7600万円と前年同月の「倍」となっている。
10件のうち、4件は「新型コロナ」関連による倒産。
業種別では、「建設業」が5件と最多だった。
コロナ対策として打ち出された実質無利子・無担保融資の「ゼロゼロ融資」の返済期限が、今年春にピークを迎えるため、今後 倒産件数が増加する可能性があるとみられている。