【歩道橋にトレーラーの積み荷が引っかかった事故】運行会社が「積み荷の高さを低く申請していた」可能性 国が運行会社の処分検討(仙台市で27日発生)
27日に仙台市太白区の国道で発生した「歩道橋にトレーラーの積み荷が引っかかった事故」について、東北地方整備局は運行の許可を得る際に積み荷の高さを低く申請していたとして、運行会社の処分を検討している。
この事故は、27日午後3時頃、太白区郡山の国道4号上り線で、トレーラーの積み荷が国道を横断する歩道橋に引っかかったもの。
トレーラーはおよそ4時間にわたり立往生し、撤去のため一時は3車線のうち2車線が通行できなくなった他、歩道橋も破損したため使用できない状況となっているという。
東北地方整備局によると、積み荷が接触した歩道橋の高さは4.7メートルだったが、トレーラーの運行会社が積み荷を含めた高さを4.1メートルと申請していたことが分かった。
道路法では、特殊車両が物を乗せて運ぶ際、国に申請の上許可を得ることが必要で、東北地方整備局は不正な申請で許可を得たとして運行会社の処分を検討している。