【女川原発2号機 再稼働は来年5月想定】当初より「3か月延期」安全対策工事の追加影響<東北電力>
<東北電力 樋口 康二郎 社長>
「再稼働の時期は2024年5月頃と想定しております」
東北電力によると、女川原発2号機の再稼働時期の見直しは、発電所内の設備などにつながるケーブルが火災などで損傷しないようにする「火災防護対策」を追加したことが主な要因だという。
この対策を巡っては、他の電力会社が原子力規制員会から指摘を受けた事例を踏まえ、東北電力でも去年10月から追加工事の検討を始めていて、その工程を精査した結果、3か月ほど工事の完了時期が延びることが判明した。
これに伴って、女川原発2号機の再稼働目標も当初の来年2月から3か月延期し、来年5月頃を目指すことを発表した。