けいれん性のせき発作「百日せき」過去最多ペースで増加 10代が患者全体の75%《長崎》
激しいせきを伴う「百日せき」の県内の患者数が、過去最多のペースで増加し、県が注意を呼びかけています。
「百日せき」は、けいれん性のせき発作を特徴とする感染症です。
県内では、患者数が今年に入って先月末までに24人報告され、すべての患者数を報告するようになった2018年以降、最多のペースで増えています。
年代別では10代が患者全体の75%を占めていて、乳児が感染した場合、重症化する恐れもあるということです。
また 県南地区で、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎いわゆる「溶連菌」の患者数が、1医療機関あたり8.4人と警報レベルに達しています。
県は、せきエチケットや手指消毒などに努めるよう呼びかけています。
最終更新日:2025年4月5日 3:45