「備蓄米」放出したのに…コメ価格なぜ下がらない? 専門家「業者に不足の不安感」 価格落ち着くのはいつ?【#みんなのギモン】

そこで今回の#みんなのギモンでは、「コメ価格 なぜ下がらない?」をテーマに解説します。
小野高弘・日本テレビ解説委員
「最近みんなが感じるギモンです。備蓄米が放出され、『待ってました!』とスーパーに並び始めたはずですが、実感はどうですか?」
森圭介アナウンサー
「あんまり…。うちの近くだけ?と思ってしまいます」
直川貴博キャスター(元福島中央テレビアナウンサー)
「いや全く…。下がっているなという実感はゼロです」
小野解説委員
「『本当に備蓄米は並んでいるのか?』という方もいるでしょう。10日、鹿児島市のスーパーに備蓄米が並べられていました。このコメは去年、新潟県で生産されたものだそうです。気になる小売価格は、5キロで3650円です」
森アナウンサー
「もっと安くなるものだと思っていましたが…」
小野解説委員
「来週には3回目となる備蓄米の放出が予定されていますが、コメ全体の価格は高いままです。農林水産省によると、スーパーでの平均価格は、14日に発表された数字を見ると5キロあたりで税込み4214円(3月31日~4月6日)です」
「統計を取り始めた2022年3月以降、14週連続で史上最高値を更新しています。ちょうど1年前は2068円でした。前年同期の倍以上になっています。1年前と比べて、コメに対する思いに変化はありますか?」
直川キャスター
「土鍋ご飯を週末にいただいたんですけれども、こそぎ取っておこげを含めて全部おいしくいただきました」
鈴江奈々アナウンサー
「1粒残らず食べないと、と思いますよね」
斎藤佑樹キャスター
「焼肉を食べる時、お肉ではなくてコメで膨らませろと言われてきたのに、それもできなくなってしまうかもしれません」
森アナウンサー
「焼肉の前にコメを食べて、と子どもに言いますけどね」
小野解説委員
「コメを1粒残らずありがたくいただこう、と昔から言われてきましたが、ますます最近そう思いますよね」