自然を通して県を超えた交流 地元の児童と岡山県の児童が奥大山自然塾のプログラム「緑の教室」を体験 鳥取県江府町
7月24日、鳥取県江府町で地元の児童と岡山県の児童が、奥大山自然塾の自然体験や水力発電所の見学を行いました。
奥大山の麓に位置する鳥取県江府町。24日は、夏休み中の地元の児童と岡山県新庄村の児童が木谷沢渓流で去年開校した奥大山自然塾のプログラムの1つ「緑の教室」を体験しました。児童たちはインストラクターの解説を聞きながら散策し、奥大山の水の豊かさを実感していました。
岡山県の児童
「川の音を聴いたり良い体験が出来ました」
地元江府町の児童
「(奥大山の水は)地元の自慢だと思いました。岡山の子と一緒にいろいろなこと知られてうれしかった」
また児童たちは、地元江府町にある水力発電所、俣野川発電所も見学。この発電所は、江府町と岡山県新庄村をまたがる西日本最大級の地下発電所です。児童たちは普段入ることができない水力発電所の電力ケーブルや水車室などを見て回り、発電所の仕組みや地元の水の役割りについて学んでいました。
地元江府町の児童
「水がつくれる大山がもっとすごく思えてきた」
岡山県の児童
「水のつながりは、次に隣の学校の子どもたちと会った時に一緒に水をもっと大切にしようと(言おうと)思った」
奥大山周辺の水の豊かさや水の役割りについて学んだ子どもたち。改めて自然の恵みである水の大切さを感じているようでした。