厳しい暑さに自然の“涼”を 地下水で冷やされた空気が岩と岩の間から吹き出す「八雲風穴」が人気 大正から昭和にかけては「天然の冷蔵庫」として活用 島根県出雲市
8月21日も厳しい暑さとなった山陰地方。こうした中、“涼”を感じられる場所が人気を集めています。
7月13日に開園した島根県出雲市のひんやりスポット「八雲風穴」。地下水で冷やされた空気が岩と岩の間から吹き出し、涼やかな空間を作り出します。大正から昭和にかけては「天然の冷蔵庫」として活用されていました。建物内の気温は10℃以下に保たれていて、この時期は夏休み中の子どもたちなど多くの人が訪れています。
訪れた親子の母
「公園行くのも暑いので、ここが涼しくてちょうどいいかなって」
子ども
「めちゃくちゃ寒いです。冷たかった」
八雲風穴活性化風太郎グループ 大塚 一夫 会長
「やっぱり冷気を求められてくるんですね。天候が今年はよかったんです。お客さんもそれに応じて多かった」
今シーズンは多い時で1日700人の人出があったということで、大盛況の八雲風穴。野外にも地下から漏れた冷たい空気を楽しむ設備があり、こちらは外気と混ざって居心地よい場所となっています。今シーズンは9月1日まで開園予定となっています。