「代々気持ちを受け継いでいただきたい」 ひな人形製作実演会 間近で節句人形工芸士の匠の技を見学 鳥取県鳥取市
ひな祭りまで、あと1か月。家庭にあるひな人形が、どのように作られているか知っていますか?1月28日、鳥取県鳥取市でひな人形の製作を間近で見られる実演会が行われました。
鳥取市の「人形のはなふさ」では28日、今年9回目となるひな人形の製作実演会が行われました。訪れた人と和気あいあいに会話を楽しむのは、京都で人形を製作する節句人形工芸士の平安寿峰さん。江戸時代から続く技法を用いて胴体を組み立てたり、一つ一つの色の違いが鮮やかな十二単を人形に着せたりして約20分で仕上げていきます。高い精度で作られるひな人形、最後は顔をつけて完成です。
参加したこども
Q.見てみてどう?
「かわいい」
Q.ひな人形のどんなところがすき?
「7だんのおだいりさまの着物がよくてかっこいいってかんじ!」
作品を購入した客
「初めて作っている過程を見て、こんなに細かい作業をしてるんだなとびっくりです」
「1枚1枚丁寧に職人の匠の技が感じられ、すごく楽しかったです。これからも子供がすくすくと健康に元気よく育ってくれたらと思います」
有職京人形司・節句人形工芸士 平安寿峰さん
「お母さんからお子さん、お子さんからお孫さんという風に、代々気持ちを受け継いでいただきたいと思いますので、これからも長く飾って受け継いでいただけるような人形を作り続けたいと思っています」
2月3日は島根県出雲店で、4日には島根県松江店で実演販売を実施予定です。