山陰各地で体温越えの猛暑… マリーゴールドが青枯病で全体の3分の2が枯れ込み 高温と大雨の影響で発病 鳥取県・島根県
8月23日も各地で危険な暑さとなった山陰地方。
小林沙貴 アナウンサー
「午後2時の鳥取市です。体にまとわりつくような暑さで立っているだけでしんどいんですが、そんな中でも子供たちは元気いっぱいです」
鳥取市の「アイエム電子鳥取砂丘こどもの国」では、子どもたちが気持ちよさそうに水遊びを楽しんでいました。23日の最高気温は、鳥取 39.2℃ 米子 38.0℃など、8月22日に続き各地で猛暑日となりました。
子供の保護者
「最高に暑いです。麦茶のストックをしていてそれを冷やして(子供に)飲ませています」
子ども「楽しかった!」
Q.どれくらい滑った?
「(無言で3本指を立てる)」
Q.3回?もっと滑ってなかった?
「もっと滑ってた!」
保護者
「海も行きたかったんですけど、海はもう終わってしまったのでプールに来ました」
8月24日の予想最高気温も
鳥取県鳥取市:37℃
島根県松江市:33℃
となっていて、引き続き熱中症対策が欠かせません。
また、暑さの影響で美しい景色にも異変が。鳥取県南部町にある「とっとり花回廊」では今の時期10万株の「マリーゴールド」が咲き誇りますが…。
とっとり花回廊 営業課 西村祐亮さん
「花の丘のマリーゴールドが青枯病というものにかかり、花の丘全体で3分の2ほど枯れこみが進んでおります」
今年は高い気温が続いたうえ、大雨の影響で湿度も高くなり、病気が発生したのです。
とっとり花回廊 営業課 西村 祐亮さん
「高温の影響によって発病が促進された形になりました。今年は過去になく被害があった状況になります」
現在は枯れた花を取り除き、秋に向けて整備を進めているということです。
異常な暑さによる影響がみられる中、来週には台風の接近も予想されています。日本の南の海上にある台風10号は、このあと発達しながら北上して日本付近に近づく見込みです。山陰地方には、8月27日(火)から28日(水)ごろ接近する恐れがあります。今後の進路に注意してください。