「黒石のイメージが悪くなっちゃう」また狙われた公共施設 損壊被害相次ぐ
公共施設などが壊される被害が相次いでいる黒石市で、また新しい被害が見つかりました。なぜ公共施設でばかり被害が続くのでしょうか。
★青森放送 成田栞寿
「黒石市内で相次いでいる器物損壊ですが今度はこちらのトイレの便座ヒーターの電源カバーが取り外されていました」
被害があったのは、黒石市の桜の名所として知られる東公園です。おととい午後2時半ごろ、清掃業者がバリアフリートイレで電源カバーが壊されているのを見つけました。カバーは電気が盗まれないよう取り付けられていたカギ付きのもので、取り外されてトイレの前に捨てられていたということです。
このほかトイレの壁への落書きや、立ち入り禁止区域に設置していたコーンバーが壊されているのも見つかりました。バーは3本が真っ二つに折られていたということで、黒石市は警察に被害届を提出しました。いずれも先月30日の午後2時半までは異常はなかったということです。
★訪れた人
「黒石のイメージが悪くなっちゃうから警察に捕まえてもらわないといけない」
東公園では5月にも東屋の天井を破られる被害があったということです。
★黒石市都市建築課 福島慎一主幹
「非常に残念 なぜこう立て続けに狙われるんだろうと不思議に思っております 市民のみなさんの税金でこういうような施設を整備・管理しておりますので大切にしていただきたいです」
市内では先月から旧黒石小学校の窓ガラスが割られたり、駅前のトイレで照明が壊されたりする公共施設への被害が相次いでいます。黒石警察署は器物損壊事件として捜査するとともに、これまで被害が起きている場所近くのパトロールを強化しているということです。