【特集】"旅人と地域住民をつなぐ憩いの場に" サイクリングも楽しめる田んぼの中の宿
自然に囲まれ、旅人や地元の人たちの憩いの場を目指す新しい宿がつがる市にオープンしました。
岩木山が見える絶景のなかでサイクリングも楽しめる癒やしの旅が魅力です。
田んぼのなかの1軒の宿。
つがる市堅固地区に先月オープンした「タノナガノヤドッコ」です。
オーナーは札幌市出身の高橋俊介さん。
これまでしてきた観光関係の仕事で青森の自然の豊かさに魅力を感じ空き家を購入して移住しました。
高橋俊介 さん
「こちらが客室になります 和室が4部屋あります」
自力で改装したという建物のなかは大部屋をふすまで仕切った6畳2部屋と8畳2部屋の4部屋を用意。
相部屋としての利用も可能です。旅人たちの交流の場にもなればと高橋さんは話します。
高橋俊介 さん
「みなさんいろいろな経験をされていると思いますのでそうした方が集っていろんな経験談を話し合ってまた新しい旅に出かけていくそんな交流の拠点になれば良いなと思っています」
さらに誰でも気軽に利用できるカフェも併設。
コーヒーやトーストなどを提供しています。
早くも常連になった利用客もいて、地元の憩いの場所になっています。
地域の利用客
「たいへん楽しいと思って何回か来ています こういう所はあったほうが良いよね」
「楽しいです また来たいと思います よそから人が来れば活気も出てくるんじゃないですか」
オープンしたばかりのため、提供するメニューも試行錯誤。
この日は試作した県産りんごのアップルパイをお客さんに味見してもらいました。
「おいしいです」
「りんごの味出てるよ」
大好評のため、メニュー化決定です。
高橋俊介 さん
「やっぱり青森の食べ物、りんご含めておいしいですのでこれを使ってちょっと食べられるようなもの気軽に食べられるようなそういったものをいろいろ作ってご提供できれば良いなと思っています」
高橋さんのもう1つの顔は県内でサイクリングツアーなどを実施している団体「サイクルエクスプローラーあおもり」の代表。
この場所でサイクリングを楽しんでもらおうと電動アシスト付きのレンタル自転車も用意しました。
高橋俊介 さん
「匂い、それから風を感じる光を感じる五感でそういったものを感じていくというところが車とかバイクでは体験できない自転車の良いところだと
思います」
自転車に乗って走ってみると、広大な岩木山が目の前に広がります。
地域の人たちと旅で訪れた人たち両方に愛され、それぞれをつなぐ宿を目指しています。
高橋俊介 さん
「青森県の方は当然ですけども県外、都市圏の方にもちょっと息抜きにこちらを訪ねてお泊まり頂ければと思っています」
つがる市の新しい拠点「タノナガノヤドッコ」で旅や日頃の疲れを癒やしてみてはいかがでしょうか。
【問い合わせ先】
タノナガノヤドッコ 090-1450-7104