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年度内の制定めざす 再エネ共生条例 地図案を初提示

2024年9月3日 17:51
年度内の制定めざす 再エネ共生条例 地図案を初提示

最初は県が年度内の制定をめざす再エネ共生条例です。
風車や太陽光パネルなどの設備を作って良い場所とダメな場所を示した地図の案が初めて示されました。

県は自然環境を守りながら再生可能エネルギーを促進しようと年度内に立地を規制したり新しい税を導入するための条例を作る方針です。
きょうの有識者会議で条例の骨子案が示され原則立地できない赤の「保護地域」や、地域の合意が得られた場合を除き原則立地を認めない黄色の「保全地域」などの地図の案が始めて示されました。赤の「保護地域」は主に国立公園や国定公園の特別保護地区のほか世界遺産や国指定の文化財などがある地域です。黄色の「保全地域」は主に保安林や国有林などで、八甲田や十和田湖、岩木山の周辺や白神山地などが含まれています。そして残りの白が「調整地域」です。
また動物や植物の重要な生息地や景観の名所など境界がはっきりしない場合は条例とは別にガイドラインを示し事業者に配慮を求める方針です。

★宮下知事
「わかりやすく青森県の自然環境の保護方針がわかっていただけるのではないでしょうか県民の皆様に(再生可能エネルギーは)自然が対価を払って達成するエネルギーだということも忘れてはいけない青森県の自然を後世に引き継ぐために」

きょうは再エネ事業者に課す新税の検討も非公開で行われ数字も含めて議論を行ったということです

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