鬼北町で特産「ユズ」の収穫が盛ん 裏年傾向も香り豊かに仕上がり
愛媛県鬼北町で特産のユズの収穫が盛んに行われています。
鬼北町は、およそ400軒の農家がユズを栽培する県内有数の産地です。
このうち藤中清さんの園地では、藤中さんがハサミで切り落とした枝から黄色く色づいたユズを摘み取っていました。
JAえひめ南によりますと、ことしは秋以降も気温が高い日が続いたため色づきが例年より1週間程度遅れているということです。
またことしは裏年傾向が強まり、収穫量は去年の半分程度に落ち込む見通しですが、例年通り香り豊かなユズに仕上がっているということです。
ユズ農家 藤中清さん:
「これ色々入れると全然違うからね。香りもある。 体にもええしね。冬の料理には欠かせない一品ですね」
収穫は来月上旬まで続き、ポン酢やジュースの原料として県内外へ出荷されます。