森林資源の循環を目指し 資生堂が新居浜市などと協定締結【愛媛】
大手化粧品メーカーが、森林資源の循環を目指して協定を結びました。
きょう新居浜市の合同庁舎で行われた締結式では、資生堂のカレメル・アズサさんと、新居浜市の石川勝行市長、そして住友林業の中村健太郎研究センター長が協定書にサインをしました。
協定では、資生堂の化粧品ブランド「BAUM」の成分に含まれるヒノキを植樹することで森林の育成と保全を行い、未来へつなぐ循環を生み出すとしています。
新居浜市 石川勝行市長:
「別子のヒノキを使ってもらえるんですけど、それを切って化粧水にしてそのあと10年間植えていただく。資生堂の人が来て現場で植樹をしてもらえるのがありがたい」
今回の協定では、今年5月下旬に新居浜市の市有地で1回目の植樹を行い、今後10年に渡って毎年ヒノキ600本を植えていくとしています。