四国中央市の養豚場で「豚熱」感染疑いのブタ確認 県内の養豚場で初か
「人に感染することはない」とされています。
愛媛県四国中央市の養豚場で、豚熱の感染が疑われるブタが確認されたことが分かりました。
県などによりますと、四国中央市の養豚場で豚熱への感染が疑われるブタが確認され、現在、詳細な遺伝子検査が行われています。
この検査の結果は今夜にも判明する見通しで、豚熱の感染が確定すれば県内の養豚場では初めてとなります。
感染が確定した場合、県は国の防疫指針に基づいて対象となるブタの殺処分を行うなど対策を講じる方針です。
豚熱は、ブタやイノシシ特有のウイルス性疾病です。
今年7月には県内で初となる豚熱の感染が、西条市の野生のイノシシから確認されています。
農林水産省は豚熱が人に感染することはなく、豚熱に感染したブタの肉や内臓を食べても、人体に影響はないとしています。