79年前の今治空襲で10人が殉職 NTT西日本四国支店で女性電話交換手の慰霊祭
79年前のきょう空襲に見舞われた今治市で、女性電話交換手の慰霊祭が行われました。
きょうNTT西日本今治支店ビルの慰霊碑には関係者15人が参列し、黙とうを捧げました。
今治市では1945年4月26日に起こったアメリカ軍による空襲により、市民らおよそ68人が犠牲となっています。
NTT西日本四国支店では、当時、電話交換の業務にあたっていた女性職員10人が殉職したことから毎年、空襲があった4月に慰霊祭を行っています。
NTT西日本四国支店 事業推進室 木田愛希子室長:
「10名の殉職された方の意思を私たちがしっかりと受け継いで、通信を繋ぐことを守り、この世界の平和と自由を永続的に繋いでいきたい」
NTT西日本四国支店では今後も慰霊祭を継続し、平和を願うとともに戦争の悲惨さを語り継いでいきたいとしています。