吉備中央町浄水場問題で住民説明会 血液検査早ければ10月実施
岡山県吉備中央町の浄水場から、基準値を超える有害な物質が検出された問題です。町は昨夜の住民説明会で、早ければ10月に血液検査を行うことを明らかにしました。
住民説明会は、フッ素化合物が検出された浄水場の水を飲んだ円城地区の住民代表10人や、山本雅則町長などが出席。一部非公開で行われました。町によりますと、早ければ10月に血液検査を行うことを明らかにしたということです。
町は去年10月、円城地区の水道水に、発がん性などがあるとされるPFASなどを含んでいたことを公表。水道を利用する住民は、子どもを中心に健康への影響を心配しています。
(住民代表は)「長い目でみないと、こればかりは影響がどのように出るかというのは分からないと思う。そういったことを町はやってくれるということだったので、そういう面で安心はしている。」
町の血液検査は、今年度だけでなく5年後も行い、血中のPFAS濃度や肝機能などについて長期的な影響を調べます。