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女児虐待死事件で有罪判決の母親 控訴取り下げ

2024年10月3日 12:04
女児虐待死事件で有罪判決の母親 控訴取り下げ

 3年前、岡山市で交際相手と共謀して、当時6歳の娘を虐待し死亡させたとして、一審で実刑判決を受け控訴していた母親が、今日(3日)までに控訴を取り下げていたことが分かりました。

 控訴を取り下げたのは岡山市の無職、西田彩受刑者36歳です。西田受刑者は2021年、交際相手の男と共謀し、当時6歳の娘の真愛さんを布団にくるんで押し入れに放置するなどの暴行を加え死亡させたとして、逮捕監禁致死などの罪に問われていました。

 元交際相手の男との共謀が成立しないとして争ってきましたが、主張は認められず、先月(9月)11日、岡山地裁で懲役10年の判決を受けました。

 代理人弁護士によりますと、西田受刑者は判決を不服として控訴していましたが、本人から「早く受刑して子どもに謝りたい」という旨の手紙が届き、先月26日、控訴を取り下げたということです。このため懲役10年の判決が確定しました。

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