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居眠り運航の海難事故を防止 民間船舶に乗り込み指導

2024年9月2日 19:44
居眠り運航の海難事故を防止 民間船舶に乗り込み指導

 瀬戸内海での居眠り運航などによる海難事故を防ぐための船舶指導が2日、倉敷市の港で行われました。

 指導を行ったのは中国運輸局と水島海上保安部です。夏場の体調不良などが起因して秋以降に海上で増加する船舶の居眠り運航を防ぐため、毎年この時期に行っています。

 民間の船に乗り込んだ職員などは、乗組員の安全運航の配備体制なども確認しました。

 岡山県や香川県などを管轄する第六管区海上保安本部管内で、居眠りによる衝突や乗揚げなどの海難事故は、去年までの5年間で25隻にのぼっています。

 水島海上保安部は、ひと度大規模な事故が発生した場合、地域の経済活動に甚大な影響を与えかねないとして、事故の撲滅に努めたいとしています。

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