売れない野菜や魚を使ったカレー 小学生が飲食店と共同で開発へ 高松市
規格外の野菜や魚などを使った新たなメニューを開発しようというプロジェクトが、高松市の小学校で始まりました。
香川大学教育学部附属高松小学校の5年生が開発を目指すのは、形が悪い、調理がしづらいなどの理由で、売ることができない野菜や魚を使ったカレーです。
タッグを組む大手旅行会社などは、規格外の野菜や未利用魚を活用して、観光客の獲得につなげようと今年5月、うみまち商店街に、飲食店クセモノズをオープン。
漁業の現状や課題を学ぶため、このクラスの児童たちが見学に訪れたことをきっかけに、店で提供するカレーとレトルトカレーを、共同で開発することになりました。
どんなレシピにするか、どこで販売するのが良いかなどを、みんなで話し合いました。子ども達の素朴なアイデアを元に今後、大人たちが試作を進めます。
(JTB高松支店観光開発プロデューサー 山田裕木さん)「もったいないを切り口にしているので、香川県のもったいない食材を使って、香川県の魅力をPRできる様なカレーを子ども達とつくれたら。」
9月上旬には、子ども達とカレーの試食会を行うということです。