札幌・すすきののビルで男女４人がけがをした放火事件で、警察は、重体となっている４０代男性が火をつけたとみて捜査しています。

店で何があったのか、事件を目の当たりにした男性客がＳＴＶの取材に対し、当時の状況を語りました。

（事件当時客として来店していた人）「高らかにライターに火をつけて下にもっていったんですよね。ある程度いったときに爆発がだーんて」

放火事件があったガールズバーで、当時客として店内にいた男性が、その時の状況を語りました。

（事件当時客として来店していた人）「今までに見たことないような衝撃でした。熱波がきて、結果的に右腕と顔がボロボロになりました」

この火事では、２０代から５０代の男女４人が病院に搬送されていて、このうち４０代の男性が意識不明の重体です。

事件があったガールズバーの状況です。

店内にいた男性によると、従業員３人と客２人がいたということです。

そこにやってきた４０代の男性。

入店するなり不審な動きをしていたのを目撃しました。

捜査関係者によりますと、この時男性は液体が入ったバケツのようなものを持っていたということです。

（事件当時客として来店していた人）「目つきっていうんですか、大きく目を見開いて、俯瞰して周りを見るような動作をして。その人が勝手にずんずんとカウンターの中まできて、何かを置いたんです。高らかにライターに火をつけて下にもっていったんですよね。ある程度いったときに爆発がだーんて」

爆発した後、あっという間に店内に火が燃え広がったといいます。

（事件当時客として来店していた人）「火を浴びた人もいたので、ここにいちゃダメだって表に出て階段をおりて外に出たんですよね」

この後、男性は病院に搬送され現在も入院中です。

警察は現場検証を行っていますが、重体となっている４０代の男性が火をつけたとみて、放火の疑いで捜査しています。