1時間で10℃以上も気温上昇 氷が解けてツルツル「何回か転んだ」 今後は凍結注意 北海道
26日の北海道は、南から暖かい空気が流れ込んでいる影響で全道的に気温が上昇しています。
夕方からは気温が大きく下がるため、路面状況の悪化に注意が必要です。
車道のいたるところにできた大きな水たまり。
26日の道内は、通過する低気圧に南からの暖かい空気が流れ込み、各地で気温が上昇しました。
午後3時までの最高気温は宇登呂で7.9℃、奥尻空港で7.3℃のほか、札幌では3.7℃を観測。
12月上旬並みの気温となり、雪がとけてぐちゃぐちゃになった歩道もみられました。
(札幌市民)「歩道を歩いていて何回か転びましたね」
(横浜から来た人)「うっすらとけているからやっぱり滑りますよね。ベビーカーは歩きづらくて大変なんですが、思ったよりも暖かくてよかった」
一方、釧路市では午前6時の氷点下5.8℃から、午前7時には4.9℃と1時間で10℃以上も気温が上昇し、正午すぎには5.9℃まで気温が上がりました。
(群馬から来た人)「びっくりしました。もっと寒いと思って完全防備で来たがこんなに暖かいと思わなかった」
市内では氷がとけたツルツル路面を慎重に歩く人の姿も。
路面が凍結していて危険なため、市内など29路線を走るくしろバスは、始発から運行を停止し、正午ごろに全線で運行を再開しました。
このあとは全道的に気温が大きく下がるため、雪がとけた路面が再び凍結するなど、26日夜から27日にかけて路面状況の悪化に注意が必要です。