札幌・中央警察署は23日、強盗と不同意性交などの疑いで住所不定の少年（19）を再逮捕しました。

少年は6月28日午前0時半ごろ、札幌市中央区の立体駐車場の踊り場に20代女性を連れ込み、わいせつな行為をしたうえ、現金7000円などが入った財布（時価約4万円）を奪った疑いが持たれています。

少年と女性に面識はなく、当時路上を歩いていた女性に少年から声をかけ、犯行に及んだということです。

事件の直後、女性が110番通報し、警察が防犯カメラの映像などから少年を特定しました。

また、少年は7月22日に札幌市中央区のコンビニエンスストアでTシャツ1枚を盗んだ疑いが持たれています。

不同意性交と強盗事件の捜査で、少年を尾行していた警察が犯行を目撃していました。

少年は8月4日に、別の女性に対するわいせつ略取と不同意わいせつの疑いで、すでに逮捕されています。

調べに対し、少年は窃盗容疑について認めていますが、強盗と不同意性交容疑については「おれはやっていません」と否認しています。

警察は、余罪も含めて捜査しています。