恵山岬沿岸で座礁したタンカーのえい航作業始まる 北海道函館市
函館市沿岸でタンカーが座礁した事故で現場では、船を軽くするため重油や水を抜き取る作業が続いていましたが、きょう(2025年1月12日)、ようやくえい航作業が再開しました。
(奥山カメラマン)「タンカー座礁の現場ではタンカーがゆっくりと引き離されていきます」
函館市の恵山岬沿岸で座礁したタンカーの「さんわ丸」は(12日)午前10時頃からサルベージ船によるえい航作業が再開されました。
6日に座礁してから現場では岩場から沖へ引き出す作業が行われれきましたが船体が十分に浮き上がらず、中断されていました。
そのため船体を軽くして引き出そうと燃料の重油およそ200キロリットルと水およそ100キロリットルを抜き取る作業が続いていました。
函館海上保安部によりますとタンカーをどこにえい航するか調整しているということです。
最終更新日:2025年1月12日 13:57