小学生が「ブラインドサッカー」に挑戦 音や声を頼りにゴールを狙う 山田弥毅選手が講師に 《新潟》
アイマスクを着け音を頼りにボールを追う「ブラインドサッカー」。9月6日、長岡市の小学生が挑戦しました。どんな学びがあったのでしょうか?
長岡市の栃尾南小学校。6年生が体育の授業で挑戦したのが…
「転がると…(カラカラ)こんなふうに音が鳴ります」
ボールの音や周りの声を頼りにゴールを狙う「ブラインドサッカー」です。
視覚障害のある選手などがプレーするパリパラリンピックの正式種目にもなっています。
児童たちはアイマスクを着けて講師に教わりながらドリブルやシュートに挑戦。
頼りにするのはボールの音や仲間の指示の声。
苦労しながらもなんとかボールを蹴っていました。
〈児童〉
「シュートで目が見えなかったので、どこに打てばいいか分からなくてそれが難しかったです。みんなの声や音を頼りにして頑張りました」
〈児童〉
「最初は見ていたから位置が分かるんですけど、周りをぐるぐるするだけでどこにいるか分からなくなった。(目の不自由な人が)信号とかで困っていたら助けてあげたいと思いました」
〈講師/ブラインドサッカー選手 山田弥毅さん〉
「視覚障害のスポーツというと接触が少なく、走り回ることがない競技がほとんどだが、ブラインドサッカーは自由に走り回れる競技。まだ知られていないところもたくさんあるのでたくさん知ってもらえたら」
授業では点字ブロックの歩き方や白杖の使い方も体験した児童たち。
目の不自由な人にどんな支援が必要か考えていました。