死亡事故を起こし罰金刑を受けた女性の看護師(25)を減給の懲戒処分 大分県豊後大野市
大分県の豊後大野市民病院は看護師の職員が死亡事故を起こし、罰金刑を受けたとして26日付で減給10分の1、6か月の懲戒処分を行ったことを発表しました。
減給10分の1、6か月の懲戒処分を受けたのは豊後大野市民病院に勤務する25歳の女性の看護師です。
豊後大野市民病院によりますとこの看護師は2024年1月、普通乗用車で通勤途中に大分市内の交差点で右折しようとした際、直進していたバイクと衝突しました。
この事故で、バイクを運転していた男性が2月に亡くなりました。
看護師はこの事故について過失運転致死の罪で11月、罰金40万円の略式命令を受けたということです。これを受け、豊後大野市民病院は「看護師が安全確認を欠いた不祥事であり誠に遺憾だ」などとして、26日付けでこの看護師に減給10分の1、6か月の懲戒処分を行いました。
市民病院は「職員に対し交通安全の意識を徹底し、信頼回復に努めたい」などとコメントしています。