別府市が元課長に退職金返納求め提訴 水道局の公共工事をめぐる汚職事件 大分
4年前に発覚した大分県別府市水道局の公共工事を巡る汚職事件で、収賄の罪で有罪判決を受けた元課長に対し、別府市が退職金の返納を求める裁判を起こしました。
この元課長にはおよそ2000万円の退職金が支払われていて、2023年8月、市が返納命令を出しています。
元課長はこの命令の取り消しを求めていて、これまでに返納に応じないことから、市は4月25日付けで退職金全額の返納などを求める訴訟を大分地裁に起こしました。
別府市は「主張が認められるよう立証していきたい」とコメントしています。