県が「医療警報」発出 新型コロナ感染者増加【長野】
新型コロナウイルスの県内の感染者が増加しているため県は12日「医療警報」を出して感染防止を徹底するよう呼び掛けています。
県内の入院者数が300人以上を目安として県内の病院のひっ迫状況などを考慮して出されるものです。今月7日までの感染症情報によりますと88の医療機関から報告された1医療機関当たりの新型コロナウイルスの感染者は12.61人でした。5週連続の増加で8日時点の入院者数は416人で医療警報発出の目安を上回っていました。
今後、入院患者が500人以上になると「医療非常事態宣言」となります。
医療警報に伴い重症化リスクの高い人は換気の悪い場所や近づいての会話を避けることや混雑した場所ではマスクを着用することを推奨しています。
症状がある場合は、外出を控えることを検討するよう呼び掛けています。