迷惑行為防止条例違反の疑いで青森市の22歳無職の男を送検 茅野市内のアパートで玄関ドアポストにスマホ差し入れ女性の裸を盗撮【長野】
茅野市でおととし11月から去年7月までの間、茅野市のアパートで玄関ドアポストにスマートフォンを差し入れ女性の裸を盗撮などした男が長野県の迷惑防止条例違反の疑いで長野地方検察庁諏訪支部に書類を送られました。書類送検されたのは青森県青森市の無職の男(22)です。警察によりますと男はおととし11月1日から去年7月9日までの間、茅野市内のアパートで玄関ドアポストにスマートフォンを差し入れ、女性2人の裸を盗撮した疑いです。また、玄関ドアのドアスコープ越しに単眼鏡を使用して別の女性1人の裸をのぞき見た疑いがもたれています。
男は当時、女性たちと同じアパートに住んでいて、犯行は夜行われていたということです。スマートフォンには充電ケーブルを差して、玄関ドアポストに差し込み、動画を撮影していたもので、撮影後スマートフォンはケーブルを引っ張って回収していました。自分の部屋でスマートフォンを使って犯行の練習をしていたということです。
ドアスコープは単眼鏡を逆向きにして覗いていました。この3部屋以外にも余罪があるとみられています。被害者から「物音がする」と警察に相談があり、男の犯行を特定したということです。男は容疑を認めています。
茅野警察署では対策として目隠し用のドアポストを取り付ける。ドアスコープカバーを利用するなど内側から目隠しをして被害防止を呼び掛けています。