【児童生徒の問題行動】岩手県「暴力行為」と「不登校」過去最多に 文部科学省が調査
文部科学省が毎年実施している児童・生徒の問題行動と不登校についての昨年度分の調査結果が公表され、岩手県は「暴力行為」の発生件数と「不登校」の児童生徒数が過去最も多くなったことがわかりました。
この調査は去年4月1日からことしの3月末(まつ)まで県内の小・中・高校など国公立と私立、あわせて515校を対象に「暴力行為」や「いじめ」など8つの調査項目で行われました。
このうち「暴力行為」は小・中・高あわせて962件、1000人当たりの発生件数が8.6で、調査を開始した2006年度以降過去最多になりました。
また、「いじめ」の認知件数は高校が393件、特別支援学校が130件でいずれも過去最多に、「不登校」の児童生徒数は小・中・高あわせて3052人で2004年度の調査開始以降過去最多になりました。
岩手県教育委員会では。「教職員の研修会を行うなどしてこどものSOSの早期発見につなげていく」としています。
最終更新日:2024年10月31日 18:47