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テレビ岩手

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【道路崩落】滝沢市の70代夫婦1世帯一時孤立状態に さらに大雨のおそれ土砂災害に警戒を 岩手

 岩手県内は、大気の状態が不安定となり、25日夜から26日にかけて大雨となりました。この後、27日にかけても雨が降る見込みで、気象台で警戒を呼びかけています。 記者「滝沢市地内の道路ですが、大きく穴があいたように道路が崩落しています。この道が崩れたことで、全面通行止めとなり、この先の住民は孤立しています」  滝沢市鵜飼では、道路が崩れて通れなくなったため、70代の夫婦が暮らす1世帯が一時孤立状態となり、復旧作業が行われました。滝沢市では25日夜、午後9時45分までの1時間に7月としては観測史上最大ぶ並ぶ45.5ミリの激しい雨が降りました。  23日午後10時の降り始めから26日午後4時までの降水量は、雫石町の葛根田で192ミリ、一関市の祭畤で188ミリなどとなっていて、祭畤と金ケ崎では、48時間雨量と78時間雨量が7月の観測史上最大となりました。  JRは大船渡線で線路わきののり面が崩れたため、終日運転を見合わせ、再開の見通しが立っていないほか、東北本線などで運休や区間運休が出ました。  また、28日行われる予定だった「盛岡・北上川ゴムボート川下り大会」は、中止が決まりました。  岩手県内は、この後も27日にかけて雷を伴い激しく雨が降るところがある見込みで、27日午後6時までの24時間降水量はいずれも多い所で、内陸で100ミリ、沿岸で80ミリと予想されています。気象台は、内陸と沿岸北部では27日夜遅くにかけて土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。

日テレNEWS NNN

7月26日 19:17