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【母国の民族衣装で卒業式】日本語学ぶ留学生が晴れの日 春から新たな道へ

2025年3月13日 18:05
【母国の民族衣装で卒業式】日本語学ぶ留学生が晴れの日 春から新たな道へ
母国の民族衣装を身にまとい式に臨んだ卒業生も。盛岡市の専門学校で日本語を学んだ留学生たちが13日、卒業の日を迎えました。

卒業の日を迎えたのは、MCL盛岡情報ビジネス&デザイン専門学校の日本語学科で2年間日本語を学んだ留学生53人です。

式では、一人ひとりの名前が読み上げられたあと、代表者に卒業証書が手渡されました。

卒業生代表(ミャンマー出身)エー・ティリ・モンさん
(春からは静岡県立大学に進学)
「盛岡での最初の冬は忘れらないです。自転車で転んで大けがをし、盛岡の冬の 恐ろしさを実感しました。とても痛かったですが、同時に 強くなることを知りました」「これからもともに成長し、次の 美しい春をめざして頑張りましょう」

卒業生は「ネパール」「バングラデシュ」「フィリピン」「ミャンマー」「アフガニスタン」の出身で、中には母国の民族衣装を着て卒業式に臨む人も。

肩のデザインが印象的な「フィリピニャーナ」という伝統衣装を身にまとったフィリピン出身のこちらの女性は。

Q卒業後は
「これから専門学校に入ります。介護の専門学校に入って終わったら働きます。日本にずっと住みたいから」

卒業生たちは春から、大学や専門学校、就職など全国各地で新たな一歩を踏み出します。
最終更新日:2025年3月13日 18:44
テレビ岩手のニュース