【特集】新時代①岩手を映す!新鋭動画クリエイターたち
3月は「新時代」と題して新たな取り組みにチャレンジする人、若き感性で活動する人などを紹介します。1回目は、センスと発想を武器に活躍する動画クリエイターたちです。
去年、岩手県が主催した動画コンテスト。「岩手の魅力」を伝える動画、およそ1000作品が寄せられました。プロアマ問わず、完成度の高さに驚きます…。
スマートフォンやカメラ機材、SNSの発達で、より身近になった「動画制作」の世界。その中で"センス"と"発想"を武器に、ここ岩手で活躍する動画クリエーター達がいます。
盛岡市茶畑にあるカフェ「レストハウスコーヒー」。お店を営むのはおととし、都内から移住した小嶋貫太さんと大山未来さんご夫妻。
貫太さん
「特に僕がスキーをやるので、フィールドが近いところに一生のうちに一回は住みたいと思って。その時は全然まだ結婚してなかったんですけど、いきたいと思っているんだよねと言ったら、二つ返事で「行く!」と言ってくれたので…」
移住から3年。日々岩手の魅力に魅せられるという二人ですが、ともに動画クリエイターとしての顔を持ちます。
スキーの選手として海外を転戦してきた貫太さんは、異国文化に大きな影響を受け、特にファッションに興味を持ちました。独学で"洋服づくり"を学び、自身のブランドを展開するまでに。そうした中、「写真」や「映像表現」も独自に探求してきました。
県の動画コンテストで入選した貫太さんの作品。視点の面白さとスタイリッシュな映像を得意とし、今では他のお店の撮影も頼まれることもあるそうです。
実際に撮影現場を覗かせてもらうと…
貫太さん
「お店のPVを作るということで、ジンバル(手振れを防止する機材)を使って滑っとした感じにハイクオリティな映像にしたい」
撮影する貫太さん 「ごめん!もう一回」
商品以外にも店内の装飾品も使い、独自の目線でシーンを重ねていきます。
Q「鏡使いの感じとか、貫太さん独自の切り取り方だなと」
貫太さん
「そうですね、絵の切り取り方という点では動画の脳になっていない、写真っぽい切り取り方なのかも」
撮影は一時間ほどで終了。すぐに持ち帰り編集作業が始まります…。
貫太さん
「撮ったところから出せるところまでのスピード感を大事にして。入荷がある商品があるってなると、そこの速さがあればあっただけいい。きょう出せたら最高ではあるので」
短い時間で仕上がった、こちらの作品。独特の切り口でスタイリッシュな映像に仕上がりました。
未来さんも独自の視点で発信をする動画クリエーター。自身のカフェ勤務の経験やダンサーとしての表現を生かし、POPで可愛い動画を配信してきました。
未来さん
「結構性格的に撮ったらすぐ編集してすぐ上げたいっていうタイプなので、さっき撮ったそのお店のルーティンもちょっと早く来て、15分くらいで一人でぱぱっと手でお店をオープン作業しながらお昼くらいには上げられるような感じにしたくて」
コンパクトカメラとスマートフォンを駆使し、段取り良い撮影。日々の開店準備をまとめたルーティン動画が短時間で完成しました。
若い世代の移住の架け橋に。そうした動画を目指し、日々撮影し続けています。
こちらは県の動画コンテストで最優秀を受賞した作品。鮮やかな色彩で"三陸の魅力"を伝えています。
制作したのは、盛岡市内の印刷会社に勤務する三上主馬さん。新設された映像部に所属しています。
三上さん
「印刷会社でも映像をやっているんだ!となって。自分も個人で作っていきたいっていうのもあったので弊社を選びました」
新しい部署ということもあり、自由度が高い制作環境。その中で、三上さんはメキメキと腕を上げていきました。
■撮影
この日は、奥州市水沢に伝わる鹿踊りの撮影に。共に映像制作をしている相方の伊五澤さんも合流し、撮影が始まりました。
三上さん
「郷土芸能というこれから引き継いでいくというものを、自分たちのコンセプトである若い視点でというもので、普通に撮るんじゃなくて、今だから今の若い子だからこそ撮れる視点で、ちょっと面白い撮り方というか」
伊五澤さんのダイナミックなカメラワークと三上さんの演出、およそ2時間の撮影が終りました。
出来上がった作品は…。
■作品
伝統の舞い。映像で新たな魅力が添えられ、表現されています。
三上さん「自分たちにしか作れないものというか、自分たちが出せる力を出し切って岩手を轟かせるというか。皆さんが見て良かったなって思えるような映像をこれからもたくさんできればなと思っているので、切磋琢磨して頑張っていきたいと思っています」
進化し続ける動画制作の世界。更に魅力的な「岩手」が日々表現され続けていきます。
去年、岩手県が主催した動画コンテスト。「岩手の魅力」を伝える動画、およそ1000作品が寄せられました。プロアマ問わず、完成度の高さに驚きます…。
スマートフォンやカメラ機材、SNSの発達で、より身近になった「動画制作」の世界。その中で"センス"と"発想"を武器に、ここ岩手で活躍する動画クリエーター達がいます。
盛岡市茶畑にあるカフェ「レストハウスコーヒー」。お店を営むのはおととし、都内から移住した小嶋貫太さんと大山未来さんご夫妻。
貫太さん
「特に僕がスキーをやるので、フィールドが近いところに一生のうちに一回は住みたいと思って。その時は全然まだ結婚してなかったんですけど、いきたいと思っているんだよねと言ったら、二つ返事で「行く!」と言ってくれたので…」
移住から3年。日々岩手の魅力に魅せられるという二人ですが、ともに動画クリエイターとしての顔を持ちます。
スキーの選手として海外を転戦してきた貫太さんは、異国文化に大きな影響を受け、特にファッションに興味を持ちました。独学で"洋服づくり"を学び、自身のブランドを展開するまでに。そうした中、「写真」や「映像表現」も独自に探求してきました。
県の動画コンテストで入選した貫太さんの作品。視点の面白さとスタイリッシュな映像を得意とし、今では他のお店の撮影も頼まれることもあるそうです。
実際に撮影現場を覗かせてもらうと…
貫太さん
「お店のPVを作るということで、ジンバル(手振れを防止する機材)を使って滑っとした感じにハイクオリティな映像にしたい」
撮影する貫太さん 「ごめん!もう一回」
商品以外にも店内の装飾品も使い、独自の目線でシーンを重ねていきます。
Q「鏡使いの感じとか、貫太さん独自の切り取り方だなと」
貫太さん
「そうですね、絵の切り取り方という点では動画の脳になっていない、写真っぽい切り取り方なのかも」
撮影は一時間ほどで終了。すぐに持ち帰り編集作業が始まります…。
貫太さん
「撮ったところから出せるところまでのスピード感を大事にして。入荷がある商品があるってなると、そこの速さがあればあっただけいい。きょう出せたら最高ではあるので」
短い時間で仕上がった、こちらの作品。独特の切り口でスタイリッシュな映像に仕上がりました。
未来さんも独自の視点で発信をする動画クリエーター。自身のカフェ勤務の経験やダンサーとしての表現を生かし、POPで可愛い動画を配信してきました。
未来さん
「結構性格的に撮ったらすぐ編集してすぐ上げたいっていうタイプなので、さっき撮ったそのお店のルーティンもちょっと早く来て、15分くらいで一人でぱぱっと手でお店をオープン作業しながらお昼くらいには上げられるような感じにしたくて」
コンパクトカメラとスマートフォンを駆使し、段取り良い撮影。日々の開店準備をまとめたルーティン動画が短時間で完成しました。
若い世代の移住の架け橋に。そうした動画を目指し、日々撮影し続けています。
こちらは県の動画コンテストで最優秀を受賞した作品。鮮やかな色彩で"三陸の魅力"を伝えています。
制作したのは、盛岡市内の印刷会社に勤務する三上主馬さん。新設された映像部に所属しています。
三上さん
「印刷会社でも映像をやっているんだ!となって。自分も個人で作っていきたいっていうのもあったので弊社を選びました」
新しい部署ということもあり、自由度が高い制作環境。その中で、三上さんはメキメキと腕を上げていきました。
■撮影
この日は、奥州市水沢に伝わる鹿踊りの撮影に。共に映像制作をしている相方の伊五澤さんも合流し、撮影が始まりました。
三上さん
「郷土芸能というこれから引き継いでいくというものを、自分たちのコンセプトである若い視点でというもので、普通に撮るんじゃなくて、今だから今の若い子だからこそ撮れる視点で、ちょっと面白い撮り方というか」
伊五澤さんのダイナミックなカメラワークと三上さんの演出、およそ2時間の撮影が終りました。
出来上がった作品は…。
■作品
伝統の舞い。映像で新たな魅力が添えられ、表現されています。
三上さん「自分たちにしか作れないものというか、自分たちが出せる力を出し切って岩手を轟かせるというか。皆さんが見て良かったなって思えるような映像をこれからもたくさんできればなと思っているので、切磋琢磨して頑張っていきたいと思っています」
進化し続ける動画制作の世界。更に魅力的な「岩手」が日々表現され続けていきます。
最終更新日:2025年3月13日 18:56