大谷翔平選手の絵本、新刊を発売 担当者に経緯を取材 売り上げの一部を大谷選手の提案で寄付へ

大谷選手の幼少期から日本プロ野球、MLB、WBCでの活躍や、全国小学校へのグラブ寄付、ドジャース入団までを描き、子どもたちへ“夢を持つことの大切さ”を伝える本書。去年3月に発売され6刷重版、13万部以上(2025年3月13日現在・出版社発表)を売り上げる人気となっています。
発行元・世界文化社の担当者によると、園児から90代まで幅広い世代の方が手に取っているといいます。
■2025スペシャル版、なぜ今出版するのか?何が新しい?
『野球しようぜ!大谷翔平ものがたり 2025スペシャル版』は3月28日に発売。なぜ今、2025スペシャル版を出版するのか、担当者に聞くと「大谷選手の昨年のご活躍をぜひ絵本に加えたいと思い、担当者が大谷選手の関係者と交渉を重ねました。昨シーズンが終了した頃から企画が始まり、この時期の刊行となりました」と経緯を明かしました。
絵本の内容はこれまでと共通で、ドジャース移籍1年目の活躍を写真と共に振り返る小冊子『2024シーズン大谷翔平ニュース』と50ー50を達成した瞬間をとらえた特大ポスターが追加されるということです。
■売り上げの一部を、大谷選手の提案で寄付へ
また、スペシャル版の売り上げの一部は、岩手県で大きな被害を出した山林火災の災害支援に寄付されます。その経緯について担当者は、「2月末に、大谷選手のご提案により、大谷選手の関係者を通して、売り上げの一部を岩手県山林火災の災害支援へ寄付させていただくことになりました」と回答。大谷選手からの提案から始まったことだと明かしました。
Major League Baseball trademarks and copyrights are used with permission of Major League Baseball. Visit MLB.com.