大谷翔平選手「君ならなんだってできる!!」 絵本を通じて子供たちに伝えたいこと
絵本では幼少期から日本プロ野球、MLB、WBCでの活躍、全国小学校へのグラブ寄付、ドジャース入団までの、常に夢を描き挑戦を続けてきた大谷選手の半生が描かれています。また絵本の題字『野球しようぜ!』は、大谷選手の直筆ということです。
絵本の制作について、出版元の世界文化社で絵本を担当した編集者は、「希代のスーパースターの活躍と、夢を持つことの大切さを、ひとりでも多くの子どもたちに伝えたかった」と明かしました。2021年の夏、すでにロサンゼルス・エンゼルスで、投手・打者として“二刀流”で活躍をしていた大谷選手にアプローチするときには、「ご連絡を差し上げる前は、“半ば無理だろう”という思いもありました」と振り返りました。
1年近く交渉を続け、形となったのが月刊保育絵本『ワンダーランド』2023年8月号。大谷選手の特集が掲載されました。しかし、この絵本は幼稚園・保育園経由でしか手に入らなかったため、市販化してほしいという声が多かったそうです。
絵本を通じて編集者は、「世界中の子どもたちの憧れ 大谷翔平選手だからこそ伝えられる『夢をもつ素晴らしさ』、『君ならなんだってできる!!』と、挑戦する子どもたちの背中を押すことです」と、絵本制作の意義を明かしました。
巻末には大谷選手のことがよくわかるインタビューや写真、手形を入れた『新聞』ページ。野球への思いや、夢が掲載されています。“あこがれの せんしゅはいますか?”の質問には、「いません」と回答しています。
大谷選手と世界文化社は共同で売り上げの一部を日本赤十字社に寄付するということです。
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