日本側がタイ当局に救出要請したのは20代と30代の男性 ミャンマー国境地帯に監禁
ミャンマーの国境地帯にある中国系犯罪組織の拠点に外国人が監禁されている問題で、日本側がタイ当局に救出を要請した日本人2人が、20代と30代の男性であることが新たに分かりました。
ミャンマーとタイの国境地帯にある中国系犯罪組織の拠点には、日本人20人以上を含む1万人以上の外国人が監禁され、詐欺行為に加担させられているとみられています。
関係者によりますと、日本側がタイ当局に救出を要請した日本人2人が、20代と30代の男性であることが分かりました。2人は、今月保護された愛知県の16歳の少年がいた犯罪拠点に監禁され、詐欺に加担させられているとみられ、捜査関係者によりますと、少年は「拠点に8人くらいの日本人がいた」などと証言しています。
ミャンマー国境では22日、この地域を支配する少数民族武装勢力が別の拠点で新たに外国人を保護していて、国籍や身元の確認を進めています。