【年賀状の仕分け作業ピーク】岩手郵便局 岩手・秋田両県分の取り扱い枚数は過去最少となる見込み
年の瀬も押し迫り、郵便局では年賀状の仕分け作業がいま最盛期を迎えています。
このうち、岩手県北上市にある岩手郵便局には、岩手県と秋田県の全域で投かんされたり、この2つの県に宛てて全国から送られたりした年賀状が集められていて、12月15日から仕分け作業を行っています。
作業は正社員とアルバイトあわせて418人が24時間態勢で行い、1時間におよそ5万枚のハガキを仕分ける機械13台を使うほか、機械で読み取れない分は手作業で仕分けます。
コミュニケーション手段やライフスタイルの多様化などを受け、日本郵便が今シーズン発行する年賀状は、これまでで最も少ない10億7000万枚となっています。
岩手郵便局 森山卓看 総務部長
「古くからの日本の大切な伝統である年賀状という文化は、私たちの会社で守り続けていかなければならないと思っているので、引き続き利用してもらえればと思う」
岩手郵便局で今シーズンに取り扱う年賀状は、昨シーズンより25%減ってこちらも過去最も少ない1409万通の見込みです。