山形県白鷹町の簡易郵便局に刃物を持った男が押し入り、現金100万円を奪った強盗事件は発生から4日。依然として男の行方が分かっていません。
現場近くでは事件当日、不審な車両や人物が目撃されていたことが分かりました。

この事件は今月12日の午後2時45分ごろ、白鷹町中山の「白鷹簡易郵便局」に男が押し入り、70代の女性職員に包丁のような刃物を見せて脅し、現金100万円を奪って逃走したものです。男の行方は今も分かっていません。

松山大雅記者「現場から200メートルほど離れたこちらの場所では不審な車両の目撃情報がありました」

事件当日、現場近くにいたというこの男性は、事件が起きたおよそ5時間前の午前10時ごろ、普段見慣れない車を見ていました。

現場近くにいた人「（車は）シルバーのワゴンタイプの軽。運転手の姿は全然見えなかった。どうしたのかなと思っていた。 まさか（その後に）強盗が出るなんて」

さらに、男が郵便局に押し入っておよそ15分が経過した午後3時ごろに郵便局方面から車のある方向へ歩く人物を目撃したといいます。

現場近くにいた人「車道を堂々と通っていた。横顔をちらっと見た。見たことがなかった。リュックを背負って」

警察などによりますと、逃走した男は40歳代以上とみられ、犯行時はマスクを着用し、薄茶色の野球帽、青色の襟付きシャツと灰色のズボン、軍手を着けていたということです。警察が逃げた男の行方を追っています。