尾花沢市の山にキノコ採りで入ったまま遭難していた村山市の74歳の男性らは14日朝、捜索隊によって発見されました。目立ったけがはないとのことです。

遭難したのは村山市稲下の無職・井沢英美さん（74）と、井沢さんの知人で上山市弁天2丁目の職業不詳・遠藤真琴さん（54）です。
警察の調べによりますと、井沢さんらは13日午前4時ごろ、家族に「キノコ採りをしに山に行く」と話して家を出て、尾花沢市上ノ畑の山に入ったまま夕方になっても戻らなかったものです。家族が井沢さんと電話した際、井沢さんは「道に迷った」と話していたということです。
家族からの届け出を受け、警察と消防が14日午前6時半から現場一帯で捜索を行った所、午前8時半過ぎ、山中に並んで座っている井沢さんらを発見しました。
2人に目立ったけがはないものの、足の痛みなどを訴えているということです。