甲州市の寺の境内に赤ちゃんの遺体を遺棄した罪で起訴された女が、出産直後の赤ちゃんを殺害した疑いで19日、再逮捕されました。

　殺人の疑いで再逮捕されたのは甲州市塩山上井尻の無職、須山真衣被告容疑者（33）です。

　県警によりますと、須山容疑者は去年11月2日、当時の勤務先だった甲州市役所大和支所の女子トイレで自らが出産した女の赤ちゃんを鼻や口をふさいで、殺害した疑いが持たれています。

　調べに対し、須山容疑者は容疑を認めているということです。

　須山容疑者は赤ちゃんの遺体を父親が住職を務める市内の寺の境内に埋めたとして死体遺棄の罪で起訴されています。

　須山容疑者は警察のこれまでの調べに、「埋葬するため寺に埋めた」などと供述しています。