公衆トイレで10代女性を襲い、体を触るなどのわいせつ行為をするとともに首を絞めたなどとして13日、料理宅配サービスの配達員の男が再逮捕されました。

　不同意わいせつと傷害の疑いで再逮捕されたのは、甲斐市西八幡の配達員、赤池範之容疑者（41）です。

　甲府警察署によりますと、赤池容疑者は今年9月24日午後11時25分ごろ、甲府市丸の内1丁目の公衆トイレ内で10代女性の体を触るなどのわいせつな行為をするとともに女性の首を絞める暴行を加えた疑いです。さらにトイレ内での異変に気付き、様子を見に来た20代友人女性の顔面をこぶしで複数回殴り、全治1週間のけがを負わせた疑いも持たれています。

　赤池容疑者は被害女性が女子トイレの個室に入ろうとした際に襲いかかったもので、友人女性をなぐった後、現場から逃走しました。調べに対し「間違いありません」などと話し、容疑を認めているということです。

　赤池容疑者は今年10月10日夜、甲府市丸の内2丁目の路上で歩いて帰宅中だった30代女性に対し、自転車で追い抜きざまに尻を触るなど、わいせつな行為をした疑いで逮捕されていました。その後、わいせつ被害にあった女性と友人女性の目撃情報や防犯カメラの映像から赤池容疑者の関与が浮上し、容疑を認めたため再逮捕しました。