日付変わるまでが大雨のピーク 1時間に40ミリ降るところも 土砂災害に注意を 山梨県
【宮田気象予報士の天気解説】(28日午後6時45分現在)
活発な前線の影響で雨が降り続いています。
これから日付が変わるころまでの6時間ほどが大雨のピークで、土砂災害の危険性が高まる可能性があります。
24時間に降った雨の量です。
南部で58ミリ、山中湖で37.5ミリと峡南や富士五湖ですでに雨の量がまとまってきました。
ただしこの後の6時間で、ここまでに降った量以上の雨が降る可能性があり注意が必要です。
現在の雨の状況です。
前線上の低気圧が岐阜県付近を進んでいます。
これに伴って非常に湿った空気が南西から流れ込んでいて、現在は静岡県内や長野県内にかけて発達した雨雲がかかっています。
まもなく山梨にも発達した雨雲がかかる見通しです。
今後の雨の見通しを確認します。
今夜遅くにかけて1時間に40ミリ程度、激しい雨が降るところがあるでしょう。
予想される降水量は多い所で100ミリです。
土砂災害や川の増水に注意・警戒が必要です。
また激しい雨が一気に降ることで低い土地が浸水する可能性があります。
車の運転に注意してください。
29日朝になると雨はやみますが、地盤の緩んだ状態はしばらく続く見通しです。