阪急京都線の高槻市駅で、30日午前9時40分ごろに人身事故があり、ホームにいた男性が特急電車と接触し、その後死亡が確認されました。京都線と千里線の全線で一時運転を見合わせていましたが、午前10時半ごろに運転を再開しました。

　午前9時40分ごろ、阪急高槻市駅で、「男性が列車と接触しホーム上で倒れている」と駅員から消防に通報がありました。

　阪急と消防によりますと、京都河原町行きの特急電車が高槻市駅に到着する際、ホーム上にいた40代の男性と接触し、男性は頭部から出血し意識不明の状態で病院にされ、その後、死亡が確認されました。

　警察によりますと、亡くなったのは京都市在住の40代の男性とみられ、特急電車が到着する前、ホームにいた男性は頭部が線路側にはみ出た状態で仰向けになって倒れ、その後、電車がホームに入線し接触したとみられています。

　この影響で、阪急京都線と千里線の全線で一時運転を見合わせていましたが、午前10時半ごろに運転が再開しました。