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物価高で注目「オフプライスストア」メーカーの余剰在庫に目をつけて低価格を実現 大阪・守口市 

2024年10月14日 18:21
物価高で注目「オフプライスストア」メーカーの余剰在庫に目をつけて低価格を実現 大阪・守口市 

 物価高で頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。そんな中、今注目を集めている「オフプライスストア」から中継です。(取材・報告=蔦 遥香 記者)

 大阪府守口市からお伝えします。こちら「フェイスパック」が25%引き!「化粧水」が41%引き!そして極め付きがこちら、「トリートメント」が85%引きとなっています!

 私はいま、大阪府守口市にある「イオンモール大日」に来ています。14日は3連休ということもあって、多くの買い物客の姿を目にしました。なかでも、にぎわいを見せているのが、3階にあるこちらのお店「アエナ」です。

 先ほど紹介した商品のように、安さの秘密は「オフプライスストア」と呼ばれる販売業態で、メーカーの余剰在庫に目をつけて大量に安く仕入れることで低価格の販売につなげることができるというわけです。

 (黒木千晶キャスター)
 「すごいですよね。これはアウトレットとは違うのですか?」

 確かに「アウトレット」も在庫の大量仕入れにより安売りを実現していますが、「オフプライスストア」はいろんなメーカーの商品を1つの店舗に集めている点で大きな違いがあります。

 こちらでは化粧品のほかに、たとえば食品では、シリアル食品が28%引きであったり…少し店内を進むと、なんと「はちみつ」が50%引きとなっています。

 さらに店の奥へと進むと、こちらでは「健康・美容雑貨」が販売されています。「アエナ」は元々、関東圏を中心に展開していましたが、昨年9月に守口市のイオンモール大日に関西初進出したのを皮切りに、現在関西では20店舗にまで広げています。

 客
 「ファンデーションがそろそろなくなるので、来たついでに見ようということで。また、このジュースも安いので、このあいだも買ったんですけど、また今日も買って帰ろうと。 いろいろ安いのがいっぱいあるので」

 お店の方に話を伺うと、メーカーの余剰在庫には主に4つの理由があるそうです。「作りすぎ」「季節限定」「賞味期限が近づく」「リニューアルの発生」なんですが、こちらの「オフプライスストア」という業態で安く販売することで、商品の「廃棄ロス」にもつなげているということです。

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