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日本三景「天橋立」樹齢650年、最古で最大級「船越の松」伐採 衰弱し倒木の危険性「記念品も検討」京都・宮津市

2025年2月26日 11:56
日本三景「天橋立」樹齢650年、最古で最大級「船越の松」伐採 衰弱し倒木の危険性「記念品も検討」京都・宮津市

 京都府宮津市の天橋立の松林で26日、倒木の危険がある推定樹齢650年の松の伐採作業が行われています。

 日本三景の一つ 天橋立では、午前10時、推定樹齢650年の「船越の松」の伐採作業が始まりました。「船越の松」は高さ約20メートル、天橋立に並ぶ6500本を超す松の中でも最大級で、特に見栄えが良く、最も古い松の一つとして知られています。

 近年、枝が枯れるなど衰弱が見られ、ワイヤーで引っ張るなどして補強していましたが、幹の空洞化や根元の亀裂などが進み、専門家から、倒木の危険性が指摘されていました。

 作業は27日まで続けられる予定で、管理する京都府の土木事務所は、「『船越の松』で記念品を作ることも検討したい」としています。

最終更新日:2025年2月26日 12:32
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