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【速報】大阪・関西万博会場につながる『夢洲駅』 1月開業を前に駅の内部を“初公開”

2024年10月31日 10:50
【速報】大阪・関西万博会場につながる『夢洲駅』 1月開業を前に駅の内部を“初公開”

 2025年の大阪・関西万博の会場である大阪湾の埋め立て地・夢洲(大阪市此花区)に鉄道で唯一乗り入れる大阪メトロ「夢洲駅」が来年1月に開業するのを前に、31日、駅の内部が初めて報道陣に公開されました。

 大阪メトロ・中央線は、万博会場の夢洲に鉄道でアクセスできる唯一の手段で、万博開幕に向け、延伸工事が進められてきました。

 夢洲駅は、現在の終着駅となるコスモスクエア駅(大阪市住之江区)から約3.2キロ延伸したところにあり、31日時点で全体の約9割が完成したということです。

 万博期間中は、最大で1時間あたり2万3000人が駅を利用することを見込んで、駅は3万人が利用しても対応できる広さで設計しているということです。

■折り紙の天井に改札口フロアには巨大壁面サイネージ オールジェンダートイレも

 地下2階のホームは全長が約150メートルで、「折り紙」をモチーフにした天井や「門型」のような照明など日本らしさが施されています。

 エスカレーターを上がった地下1階の改札口があるコンコースは、全長160メートル、幅約17メートルの空間は多くの来場者を想定した広々とした空間で、壁面に巨大なサイネージが設置され、映像がアルミ製の天井の鏡面にも映り込みます。

 改札前は多くの人がスムーズに通過できるように、柱を作らない設置しない設計になっており、トイレには、男性・女性・車いす使用者優先トイレに加え、オールジェンダーが利用できるトイレも設置されます。

 「夢洲駅」は、来年1月19日に開業予定です。

最終更新日:2024年10月31日 11:55
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